はじめに
先日、匿名希望様から第88話で取り上げました憲法第9条関連について貴重なご意見を賜りましたので、冒頭に少し補足しておきます。
まず、私たち自衛官、特に心ある幹部自衛官は、憲法に定める自衛権とか自衛隊が合憲か否かなどについて特に関心を持ち、学び、両サイドの意見に耳を澄まし、自分なりの考え(結論)を保持しています。本メルマガでは控えてはいますが、私もその例外でありません。
何度も繰り返していますが、私が、我が国の歴史を振り返る時の視点はいつも同じ、“史実(らしきもの)は何か”の1点です。
アメリカは、パリ不戦条約批准時に「自衛戦争は禁止されていない」と解釈しましたので、(GHQが認めた)第9条1項が「自衛権を否定していない」ことはご指摘の通りです。現在、我が国政府も第1項は「自衛権を否定していない」とし、自衛権を行使するための“最小限度の実力しかない”自衛隊は、第2項でいう「陸海空軍その他の戦力に該当しない」として「合憲」と解釈している、つまり「芦田修正」とは少し違う立場で「合憲」としていると理解しています。
一方、憲法学者の6割強が「自衛隊は違憲」(平成27年の朝日新聞のアンケート調査)と回答し、その理由については、@憲法が自衛戦争を含めてあらゆる武力行使を禁じている、A自衛戦争は認められているが、戦力の保持を禁じている、B自衛戦争のための実力は持っていいが、自衛隊はそれを越えている、など大きく3つに分かれるのだそうです(『憲法の涙』(井上達夫著)より)。
私は、「この混乱の源は、やはり憲法の制定経緯にその原因があるのではないか」と考え、制定経緯のうち、最も“史実らしきもの”と理解し、紹介したのが前回のメルマガでした。なお、再軍備の議論はまだ終わっていません。冷戦の激化などの情勢変化にもかかわらず、「朝鮮戦争」勃発までマッカーサーと吉田首相は再軍備の可能性を否定し続けます(いずれ紹介する予定です)。
このテーマの参考文献を再度紹介します。主に参考にしましたのは、『占領期』(五百旗頭真著、講談社学術文書P296〜306)、『吉田茂とその時代』(岡崎久彦氏、PHP文庫P211〜219)、『國破れてマッカーサー』(西悦夫氏、中公文庫P256〜265)、『戦後支配の正体』(宮崎正弘・渡辺惣樹共著、ビジネス社P208〜210)、それに『証言でつづる日本国憲法の成立』(西修著)に関する新聞記事などです。いずれも確かに一次史料ではないかもしれませんが、一次史料などを丹念に調査した上で出来上がった名著と認識しております。
私自身は、これらを直接「引用」あるいは「紹介」させていただきながら整理・要約し、時に「同感」と相槌は打ったりしていますが、独自に研究あるいは解釈したものはありません。私は歴史学者ではありませんし、あくまで、我が国の歴史の“通史”を通じて、「歴史から何を学ぶか」に力点を置いていますので、あえて“深入りしない”ことにも心がけております。
次いでながら、憲法については、国防の担い手であった元自衛官としての立場から、歴史の掘り下げ以上に言いたいことがたくさんあります。その意味では、一部の憲法学者や歴史家や評論家のように、失礼ながら、“代替案も持たず、他人任せの冷めた立場で自己主張だけする”ようなことはできないと、自分たちの責任とプライドにかけて付け加えておきたいと思います。貴重なご意見を寄せていただき、ありがとうございました。
「3R・5D・3S政策」
さて本論です。「敗戦国が勝利した側に徹底的に国家改造された例は、紀元前2世紀の古代ローマに敗れたカルタゴしかない」と言われるほど、日本とドイツに対する国家改造は徹底したものでした。
すでに説明した政策も含まれていますが、その基本原則は「3R・5D・3S政策」といわれるものです。安岡正篤氏は、この政策の本質についてGHQのガーディナー参事官から直接聞いたと証言し、細部を紹介しています。
まず、改造の「基本原則」である「3R」政策とは、@Revenge(日本に対する復讐)、AReform(改組:日本の仕組みを作りかえる)、BRevive(復活:日本の独立を許す)です。
「3R」について、安岡氏は「生々しい戦場から日本に乗り込んだ占領軍が復讐心に燃えていたのは無理もなく、その第1は復讐だった。第2の改組は、従来のあらゆる組織を抜本的に組み替える。そしてそれができたら、抹殺してしまうのは非人道的だから第3の独立を許す、というものだった」と占領軍の意図を分析した上で、「この点では、アメリカが占領軍でよかった。共産国だとどうなったか予測つかなかった」と安堵の気持ちを紹介しています。
確かにこの点は全く同感です。共産国が占領すれば、現在の北朝鮮やかつての東欧諸国などの“現実”を見るまでもなく、「改組」も「復活」も全く違ったものになったことは容易に想像がつきます。
「5D」は「重点的施策」で、次の5つの政策です。@Disarmament(武装解除)、ADemilitalization(軍国主義の排除)、BDisindustrialization(工業生産力の破壊)、CDecentralization(中心勢力である行政組織や財閥等の解体)、DDemocratization(米国型民主化)です。
少し補足しますと、@「武装解除」とA「軍国主義の排除」の背景には、「米国が日本を守ってくれる」ことが担保されていたため、結果として、日本人に「日本の軍事については米国に依存すればいい」という傍観者意識を植え付けることになりました。
Bは、軍国主義を支えた産業力を打ち壊すというものであり、Cの「中心勢力の解体」には、内務省を解体し、警察を国家警察と地方警察に分解することや財閥解体も含まれています。
D「米国型民主化」には、当然ながら、新憲法による天皇の象徴化、神道の国家からの切り離しや国旗掲揚の禁止、教育勅語の廃止なども含まれています。
そして、これらの政策や施策を円滑かつ活発に行なわしめる潤滑油的な補助政策が最後の「3S」政策でした。前回取り上げました「愚民化政策」といわれるもので、@Sports(スポーツの推奨)、AScreen(映画)、BSex(性の解放)です。
総じて言えば、「3R・5D・3S政策」とは、日本に対する復讐(R)をなすため、戦前の日本の仕組みを破壊(D)し、それに伴う不満のはけ口(S)を用意するという“極めて巧妙な占領政策”だったと言っても過言でなさそうです。
この政策は、茫然自失に陥っていた日本人に対する宣伝工作(心理戦)として絶大なる効果を奏しました。「これに乗じた野心家が輩出された。日教組がその代表であり、悪質な労働組合、言論機関の頽廃(たいはい)、こういったものは皆、この政策から生まれた」(安岡氏)との評価もあるように、実際に、日本国民の多くは、自分たちの私益追求を最優先し、それ以外は何も考えないようになるなど“骨抜き”にされました。
そして、それまで「鬼畜米英」と叫び続けていた日本人は、すぐに「進駐軍様様」となり、日本人が持ち続けてきた強烈な国家意識は雲散霧消してしまいます。それらを象徴するのが、占領下の日本人がマッカーサー元帥宛に直訴した投書「拝啓マッカーサー元帥様」であり、推定で約50万通あったといわれます。
これらの手紙を取りまとめて書籍にしている戦後史研究家の袖井林二郎氏は、「もともと人間は権威に寄りかかりたがる動物だが、日本人にはその傾向が“民族性”といっていいほど強い」と総括しています。
「東京裁判」の性格
「東京裁判」も振り返っておきましょう(この正式名称は「極東国際軍事裁判所」ですが、本メルマガでは、通例に従い「東京裁判」と呼称しています)。裁判は、かつての陸軍士官学校、戦時中は陸軍省や陸軍参謀本部が置かれた市ヶ谷台の大講堂で行なわれました。
なお、この大講堂があった場所には、現在、防衛省中枢が入っているA棟が建っていますが、大講堂とかつての本部庁舎の一部はすぐ横に移設され、「市ヶ谷記念館」として公開されています(事前に申し込めば誰でも見学できます)。
「東京裁判」は、昭和21年5月から昭和23年11月まで2年半にわたって開かれます。「東京裁判」については、すでに多くの歴史家などがその問題点について様々な視点から解説しています。中でも、裁判の主席弁護士(東條英機の担当弁護士)を務められた清瀬一郎氏による『秘録 東京裁判』は圧巻で、「東京裁判」を知るにはこの一冊で事足りるとの印象を持ちました。
清瀬氏は、裁判終了後の昭和23年12月、読売新聞社より「裁判の顛末の執筆」の依頼を受けたようですが、断わったそうです。その理由として「自由主義を標榜する連合国の法廷なれば、連合国の違法も我が国の自衛権も正々堂々とだれはばかることなく主張できた。しかし、法廷外ではその半分の主張も許されぬ。今、読売新聞に正直に記事を書けば、読売の発売禁止は必然であり、それ以外の災害を伴うかもしれない」と、占領下の我が国の状況を赤裸々に語っています。
本書はそれから18年も過ぎた昭和42年に初版が発行されます。まさに言論が封じられていた占領下の法廷において、一寸もひるむことなく終始、我が国の立場を堂々と主張した清瀬氏のような“サムライ”が当時の法曹界におられたことを知り、何度も目頭が熱くなりました。
余談ながら、本書は現在、復刻版もありますが、中央文庫の単行本(古本)はアマゾンでたったの1円、送料299円込みで300円でした。「歴史を軽視するな!」とアマゾンの商法を批判するわけではありませんが、複雑な思いに駆られながらも、初版に触れたくてあえて古本を購入したことを付記しておきます。
本メルマガでは、「東京裁判」が行なわれた2年半、その間の内外情勢の変化を織り交ぜながら、裁判のいくつかの要点を辿ってみようと考えます。
まず、戦争裁判は、第2次世界大戦まで前例がありません。第1次世界大戦後、ヴェルサイユ条約によってドイツのカイゼルを裁判にかけることとしましたが、亡命先のオランダが引き渡しを拒否したため、実現しませんでした。
第2次世界大戦においては、1945年5月、ドイツが降伏すると米英仏ソ4か国が協議して「戦犯の処罰に関する協定」を結びます。その協議の過程で、「英国などへの武器供与をはじめ、ドイツに対して米国が取った行動はすべて正しかった」という考えが米国から打ち出されます。
このような一方的な「正義」の下で、ドイツを裁いたニュールンベルク裁判は、1945(昭和20)年11月20日から開始され、翌46年の10月に判決が下されます。
当然ながら、「東京裁判」においても、我が国が戦争を始める引き金になった米国の“経済封鎖”などはすべて正当化されました。この事実について「勝てば官軍であり、東京裁判の底流に流れ、長く戦後の日本人の歴史観に影響を与えている」と岡崎久彦氏は述懐しています。
その上で、「東京裁判」の狙いは、「民主主義対ファシズムの戦い」であった日米戦争において、その勝者・アメリカの正義の普及、逆に、戦場における日本軍隊の残虐性を世界中に宣伝し、日本国民の脳中に拭いがたい罪悪感を烙印することにありました。
このため、マッカーサーは、「裁判所条例」(チャーター)を作らせ、「A.平和に対する罪」、(通常の)「B.戦争犯罪」、「C.人道に対する罪」を規定して、日本の指導者、つまり戦争犯罪人を裁きます。条例のABC順から「平和に関する罪」で起訴された者をA級戦犯と呼び、通常の戦争犯罪をB級戦犯と呼びました(C級戦犯はおりませんでした)。
この条例により、連合軍は、まるでそれが戦勝国の特権のように、「東京裁判」をはじめ各地で裁判を実施し、ABC各級戦犯の処刑を実施します。
東京裁判の構成などはほぼニュールンベルク裁判を踏襲しますが、裁判の冒頭、裁判管轄権の問題について、つまりこの裁判で戦争犯罪を裁く権利、資格があるのかどうかの論争から始まりました。
その問題は、前述の清瀬一郎氏と高柳賢三氏2人の主席弁護士によって「日本は、連合国が上陸前のポツダム宣言という条件付き降伏を受諾したのであり、国中が占領されるまで戦闘していたドイツとは違う。ポツダム宣言には、軍隊の無条件降伏は書いてあるが、政府の無条件降伏は書いていない。それならば、日本に政府があるのと前提で、日本が降伏した時の国際法と日本の法律の原則に従うべき。国家の行為について、個人の責任を問うべきではない」旨の主張をしました。
ドイツの裁判所条例には、ドイツ政府が消滅していたことから、「ドイツが無条件降伏した相手の連合国の至上の立法権に基づく」と明記されており、ドイツの国家主権には縛られない状態でしたが、我が国は違っていたのです。
それに対して、裁判長は裁判管轄権を棚上げして法定を進めたばかりか、「この法廷は、占領軍最高司令官によって定められた『裁判所条例』に従う義務と責任を有する」と「裁判所条例」そのものの是非を論ずることを“門前払い”しました。
もともと強引な裁判であり、手続き的な瑕疵(かし)はキリがありませんでしたが、裁判長は、豪州のウイップ、首席検事は米国のキーナンでした。そして、「裁判の判事と検察官のすべてが連合国の国家の代表である。従って、この裁判は、現在も将来の歴史家からみても公平でないという疑いを免れることはできない」(ブレークニー弁護人)という性格のものでした。
清瀬氏によれば、このブレークニー弁護人や東條英機担当だったブルーエット弁護人のように、連合国から指名された弁護士達の言動は総じて立派なものだったようです。この裁判の数少ない“救い”だったかも知れません。
裁判は、同年6月、首席検事の冒頭陳述を経て検察側の立証が始まり、昭和22年初頭まで続きます。同年2月からは、弁護側の反論が始まり、東条英機以下、それぞれ口供書を提出します。反論は、昭和23年1月まで続けられ、検察側の最終論告、弁護側の最終弁論の後、6か月の休廷を経て、昭和23年11月には判決文が朗読されます。一応の手続きは踏んだのでした。細部はのちほど振り返りましょう。
(以下次号)
(むなかた・ひさお)
(令和二年(2020年)6月18日配信)
著者略歴
宗像久男(むなかた ひさお)1951年、福島県生まれ。1974年、防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。1978年、米国コロラド大学航空宇宙工学修士課程卒。 陸上自衛隊の第8高射特科群長、北部方面総監部幕僚副長、第1高射特科団長、陸上幕僚監部防衛部長、第6師団長、陸上幕僚副長、東北方面総監等を経て2009年、陸上自衛隊を退職(陸将)。 2018年4月より至誠館大学非常勤講師。『正論』などに投稿多数。
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- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「危機迫る“欧州情勢”」 (令和元年(2019年)12月5日配信)です。
- 「ノモンハン事件」に至る日ソ対立の背景
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「ノモンハン事件」に至る日ソ対立の背景」 (令和元年(2019年)12月12日配信)です。
- 「ノモンハン事件」勃発と停戦
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「ノモンハン事件」勃発と停戦」 (令和元年(2019年)12月19日配信)です。
- 戦争は「石油」で始まり、「石油」で決まる
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「戦争は「石油」で始まり、「石油」で決まる」 (令和元年(2019年)12月26日配信)です。
- 日米戦争への道程(その1)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「日米戦争への道程(その1)」 (令和二年(2020年)1月16日配信)です。
- 日米戦争への道程(その2)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「日米戦争への道程(その2)」 (令和二年(2020年)1月23日配信)です。
- 日米戦争への道程(その3)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「日米戦争への道程(その3)」 (令和二年(2020年)1月30日配信)です。
- 日米戦争への道程(その4)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「日米戦争への道程(その4)」 (令和二年(2020年)2月6日配信)です。
- 日米戦争への道程(その5)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「日米戦争への道程(その5)」 (令和二年(2020年)2月13日配信)です。
- 日米戦争への道程(その6)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「日米戦争への道程(その6)」 (令和二年(2020年)2月20日配信)です。
- 日米戦争への道程(その7)「ついに開戦決定」
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「日米戦争への道程(その7)「ついに開戦決定」」 (令和二年(2020年)2月27日配信)です。
- 「大東亜戦争」をいかに伝えるか
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「大東亜戦争」をいかに伝えるか」 (令和二年(2020年)3月19日配信)です。
- 「大東亜戦争」の戦争戦略
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「大東亜戦争」の戦争戦略」 (令和二年(2020年)3月26日配信)です。
- 「真珠湾攻撃」の真実
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「真珠湾攻撃」の真実」 (令和二年(2020年)4月2日配信)です。
- 「ミッドウェー作戦」の真実
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「ミッドウェー作戦」の真実」 (令和二年(2020年)4月9日配信)です。
- ガダルカナル島の敗戦が“潮目”に
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「ガダルカナル島の敗戦が“潮目”に」 (令和二年(2020年)4月16日配信)です。
- 「絶対国防圏」が粉砕して「捷号作戦」へ
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「絶対国防圏」が粉砕して「捷号作戦」へ」 (令和二年(2020年)4月23日配信)です。
- 「ポツダム宣言」と広島・長崎原爆投下
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「ポツダム宣言」と広島・長崎原爆投下」 (令和二年(2020年)4月30日配信)です。
- 終戦とマッカーサー来日
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「終戦とマッカーサー来日」 (令和二年(2020年)5月13日配信)です。
- 米国の「日本研究」とその影響
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「米国の「日本研究」とその影響」 (令和二年(2020年)5月21日配信)です。
- 「WGIP」の目的と手段
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「WGIP」の目的と手段」 (令和二年(2020年)5月28日配信)です。
- 「日本国憲法」の制定経緯
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「日本国憲法」の制定経緯」 (令和二年(2020年)6月4日配信)です。
- 「日本国憲法」の意義と「憲法学の病」
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「日本国憲法」の意義と「憲法学の病」」 (令和二年(2020年)6月11日配信)です。
- 占領期初期の欧州および周辺情勢
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「占領期初期の欧州および周辺情勢」 (令和二年(2020年)6月25日配信)です。
- 情勢変化に伴う占領政策の変容
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「情勢変化に伴う占領政策の変容」 (令和二年(2020年)7月2日配信)です。
- 「東京裁判」の結果と評価
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「東京裁判」の結果と評価」 (令和二年(2020年)7月9日配信)です。
- 我が国の安全保障政策をめぐる議論
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「我が国の安全保障政策をめぐる議論」 (令和二年(2020年)7月16日配信)です。
- 変容する国内情勢と「朝鮮戦争」前夜
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「変容する国内情勢と「朝鮮戦争」前夜」 (令和二年(2020年)7月23日配信)です。
- 「朝鮮戦争」の経緯と我が国に与えた影響
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「朝鮮戦争」の経緯と我が国に与えた影響」 (令和二年(2020年)7月30日配信)です。
- 「マッカーサー証言」の意味するもの
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「マッカーサー証言」の意味するもの」 (令和二年(2020年)8月6日配信)です。
- 「サンフランシスコ講和条約」締結への道程
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「サンフランシスコ講和条約」締結への道程」 (令和二年(2020年)8月20日配信)です。
- 「サンフランシスコ講和条約」締結と主権回復
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「サンフランシスコ講和条約」締結と主権回復」 (令和二年(2020年)8月27日配信)です。
- 「大東亜戦争」の総括(その1)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「大東亜戦争」の総括(その1)」 (令和二年(2020年)9月3日配信)です。
- 「大東亜戦争」の総括(その2)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「大東亜戦争」の総括(その2)」 (令和二年(2020年)9月10日配信)です。
- 「大東亜戦争」の総括(その3)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「大東亜戦争」の総括(その3)」 (令和二年(2020年)9月17日配信)です。
- 「大東亜戦争」の総括(その4)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「大東亜戦争」の総括(その4)」 (令和二年(2020年)9月24日配信)です。
- 「大東亜戦争」の総括(その5)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「大東亜戦争」の総括(その5)」 (令和二年(2020年)10月1日配信)です。
- 「大東亜戦争」の総括(その6)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「大東亜戦争」の総括(その6)」 (令和二年(2020年)10月8日配信)です。
- 「大東亜戦争」の総括(その7)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「大東亜戦争」の総括(その7)」 (令和二年(2020年)10月15日配信)です。
- 「大東亜戦争」の総括(その8)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「「大東亜戦争」の総括(その8)」 (令和二年(2020年)10月22日配信)です。
- あとがき(その1)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「あとがき(その1)」 (令和二年(2020年)10月29日配信)です。
- あとがき(その2)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「あとがき(その2)」 (令和二年(2020年)11月5日配信)です。
- あとがき(その3)
- 「我が国の歴史を振り返る」のバックナンバー「あとがき(その3)」 (令和二年(2020年)11月12日配信)です。